育児のThird Wave!?営業マンのプチ育休「仕事もしていたい。夫として父として必要な時だけ休みたい。」



こんにちは、広報の広瀬です。

当社の育児事情に第3の波が押し寄せつつあります。ファーストウェーブは、ママの育休でした。10年ほど前から実績があり、現在では全社に普及され、常に産休・育休中の女性社員がいるという状況で、復職率もほぼ100%となっています。数年後にセカンドウェーブであるパパの育休が出始めました。パパの育休は、1ヶ月~半年程度の期間で、実績は少ないですが、今後増えていくやもしれません。
そして、サードウェーブの到来です。妻の出産時に積立休暇(※1)などの有給休暇を使った1~2週間や週3日などのお休みを取る男性社員が出てきました。そこで、そんな男性社員にインタビューを行いましたので、ご覧ください。

※1 積立休暇は、有効期限内に取得できず消滅する年次有給休暇を自動で積み立てていく、当社の休暇制度です。本人の傷病や家族の看護、妻の出産時など、定められた条件の場合に取得できます。

仕事と家庭と両方共存しての自分
山田 貴彦(やまだ たかひこ)
事業本部 東日本事業部 第二営業G マネージャー 兼 事業推進G

2015年に入社し大阪に配属、2017年より東京に単身赴任。多忙なプレイングマネージャー。「AD(アド)×CRM」の広告動画でモデルを務める、当社きってのイケメン営業。2018年7月に第1子が生まれる。



【取得した休暇の概要】
・休暇の期間:第1子出生時の7日間
・休暇の種類:積立休暇(有給)
・奥様の職業:フルタイム勤務の会社員(産休中)

ー今回の休暇の背景を教えてください。
山田:初産で何の情報もなく、どういった体制が必要なのか色々と分からない事が多く、産後の生活をイメージできませんでした。身近な人に出産育児経験者がおらず、情報源はインターネットや雑誌だけでした。どちらの親の支援も一切受けられないという状況もあり、妻も僕も不安を抱えていました。

ー国で定められた育児休業ではなく、積立休暇を利用した理由は?
山田:当初は育児休業制度を利用するつもりでした。出産が近づくにつれて情報が増えてきたこともあり、妻も少しづつ落ち着いてきて、「有休を取る程度で大丈夫」と言ってくれたことが大きかったです。

ーご家族の反応は?
山田:妻は、僕がいて安心すると言ってくれました。退院時の付き添いや、産後に必要な物が出てきて買い物に行ったり、妻にヒアリングしながら密な動きが取れました。僕が休めていなかったら、家事・育児代行サービスを利用するしかなかったと思います。

ー父親の育児に関して、当社の良いところや悪いところは?
山田:休みたいと思うことがあまりなかったので、これまで年末年始や夏季休暇くらいしか有休を使ってきませんでした。子どもが生まれてから、2時間休や半休などの有休のありがたさに気付きました。2時間休で役所に寄ったり、通院に付き添ったり活用しています。
恵まれた環境だと感じているので、制度面や仕事上での不満は、一切ありません。
仕事と家庭と両方共存しての自分なので、現場感覚をなくすのではという不安もあり、1ヶ月以上の長期休暇には少し抵抗がありました。勤続年数がまだ短いので、積立休暇の累積数が7日しかありませんでしたが、2週間位休めたらベストだったと思います。

制度よりも体制づくりや環境づくり
阪口 奨(さかぐち しょう)
事業本部 西日本事業部 部長 兼 営業G マネージャー

2008年に新卒で入社以来、営業一筋で、2015年にはマネージャーに就任、現在は部長を務める。優秀な営業を育てあげる営業ヒットメーカー。2014年に第1子、2018年8月に第2子が生まれ、現在育休真っ只中。


【取得した休暇の概要】
・休暇の期間:第2子出生時のひと月間に週3日(週2日出勤)
・休暇の種類:積立休暇(有給)
・奥様の職業:フルタイム勤務の会社員(産休中)

ー今回の休暇の背景を教えてください。
阪口:上の子が保育園に通い続けるためには里帰りは難しい状況でした。また、妻のお姉さんの子どもが3人兄弟で、一番下の子がまだ10ヶ月です。お姉さん家族のフォローにお義母さんが必要ということもあり、ずっとお義母さんに頼るわけにはいかず、妻が落ち着くまでは、僕が家事や上の子の育児をする必要がありました。

ー国で定められた育児休業ではなく、積立休暇を利用した理由は?
阪口:何ヶ月も休みが必要な状態ではなく、また、長期間休むと、働きたくなくなってしまう気がしました(笑)よって、育児休業制度ではなく、積立休暇での育休を選びました。メンバーの評価期間に重なり、連続で休めない時期という事もありましたが、僕にとっては、仕事も生活の一部なので、丸々休みたいとも思いませんでした。お客様や、社内各所関係者にかけてしまう負荷を考えるとなおさらでした。収入に影響もありませんし、積立休暇の利用が「ハマった」という感じです。
僕の休みをお義母さんと共有して、僕が出勤する週2日は、お義母さんに助けてもらっています。

ーご家族の反応は?
阪口:上の子がめちゃくちゃ喜んでます。上の子と過ごす時間が今までになく長いですし、送り迎えも僕なので。妻は普通ですね(笑)

ー父親の育児に関して、当社の良いところや悪いところは?
阪口:休暇を取りやすいところが良いです。休むことに対して、会社も周りの社員も全くネガティブではないので。あとは2時間休や半休など有休体系がかなりフレキシブルなので、助かります。当社はフレックスタイム制なので、これらの有休とフレックスの活用で、生活とのバランスが取りやすいです。

ー育児に限らず、こういう制度があれば良いなと思うことがあれば教えてください。
阪口:僕自身は、今満たされていますが、制度よりも体制づくりや環境づくりを進めなければならないなと思いました。制度があっても、使えなければ意味がないですから。
あとは、仕事を進める体制の冗長化ですね。1人で1つの仕事を担当する方が一見効率が良いように思いますが、個人に依存していると、その人が欠けた時に立ち行かなくなります。よって、チームで体制を冗長化しておき、いざという時にも誰かがその役割を補完できる状態を日常的に作っておく方が、休む側も変に気を遣わなくて済むし、仕事が滞らないなら、その方がより生産性が高いんじゃないかと考えるようになりました。まだ改善方法を具体化できていないですが、こういう体制作りは是非したいと考えています。

ー今回休暇を取って何か感じたことはありますか?
阪口:家事・育児の大変さを身をもって知りました。1日ずーっと立ちっぱなしで動いています。概ね冷蔵庫付近に立ってます(笑)
7時に起きて、上の子の朝食を作って、一緒に身支度して、食べさせて、歯を磨いて、食器を洗って、洗濯機スタートして、保育園に送って、帰って洗濯物を干して、下の子をお風呂に入れて、自分と妻の昼食を作って、食べて、食器を洗って、13、14時頃にパソコンを開いて少し作業して、洗濯物を取り込んで、16時には買い物に行って、上の子を迎えに行って、それぞれの夕飯を作って、食べさせて、食べて、上の子とお風呂に入って、食器を洗って、歯を磨いて、22時に一緒に寝ちゃうっていう感じで、朝から晩まで怒涛の家事・育児です(笑)

(広瀬:聞いている私の方が目がまわりそうでした…。家事・育児の大変さをありのまま読者の皆さんにお伝えしたく、小指がつる思いで「食器洗って」のコピペを繰り返しました…。)

仕事と家庭とのバランスが大事
杉山 健太(すぎや まけんた)
事業本部 副本部長 兼 東日本事業部 部長

2010年に入社し大阪に配属、2013年マネージャー就任を経て、2016年に副部長就任。2017年には部長就任と同時に東京に単身赴任、現在は副本部長を務め、東西の営業をけん引する。3歳と7歳の二児のベテランパパ。


【取得した休暇の概要】
・休暇の期間:第2子出生前後の1週間程度
・休暇の種類:年次有給休暇(取得当時に積立休暇の制度なし。後に新設されました。)
・奥様の職業:専業主婦

ー第2子出生時の休暇の背景を教えてください。
杉山:帝王切開が決まっていたため、その間、上の子の育児が必要となりました。また、妻の看病ではないですが、付き添いが必要な部分もありました。

ー国で定められた育児休業ではなく、年次有休を利用した理由は?
杉山:田舎の母親が家事・育児の支援で出てきてくれたので、私が必要な期間は、1週間程度でした。よって、溜まっていた年次有休の利用で十分でした。また、育児休業制度を利用すると給与支給がないので、それは困るなと思いました。
あとは、仕事とのバランスを考えると、長期間休みたいという思いはありませんでした。

ーご家族の反応は?
杉山:妻がめっちゃ助かったと言っていました。周りからは「1週間も休んでくれるなんていいね」などと言われたみたいです。私の知人でも、奥さんの出産時に1週間も休んだというのは聞いたことがありませんでした。妻も僕も安心して出産にのぞめました
長男は、お父さん大好きなので、狂喜乱舞でした(笑)妻が入院する時には「お母さん、元気な赤ちゃん産んでね~!いってらっしゃーい!」と母親が家を空けることに寂しがることもなく、ウキウキしていました。

ー父親の育児に関して、当社の良いところや悪いところは?
杉山:有休取得について、快く受け入れる環境やマインドがあるので、気兼ねなく休めるところです。有休を取って、長男の参観日も行っています。他のお父さんはほとんど見ないので、当社で良かったなと思います。子どもが風邪を引いた時に通院のため私が急遽休むことになっても、みんな快く「お大事に」と言ってくれます。
私の場合、(残有休が溜まっているから使うなど)理由なく有休を取りたいという気持ちがないので、旅行や家族の通院付き添いなど、必要な時に取ることができれば、それ以上の望みはないです。あとはプライベートでも同僚と家族ぐるみの交流があるところも良いなと思っています。ファミリーデーは、子ども達が再会できる素敵なイベントですね。

ー今回休暇を取って何か感じたことはありますか?
杉山:出産前後の育児は本当に大変なので、父親がどれだけフォローできるかでその後の明るい家庭、円満家庭を築けるかに大きく影響すると思います(笑)逆に出産前後に父親が何も協力しなかったら、妻には、一生そのことを言われ続けられるんだろうなって思います(笑)

インタビューを終えて
今回のインタビューで、当社営業マンの父親心(ちちおやごころ)に触れることができました。長期の休業を必要としているのではなく、家庭とのバランスを保ちつつ、仕事を頑張る自分も大切にしたい。

最後に手前味噌ですが…
肩書きのとおり、重要なポジションに就き、兼務の役割もあり、多忙を極める3名です。そんな中、このインタビュー企画の主旨を理解の上、二つ返事での取材となりました。こういうカルチャーだから、私も当社で働き続けられているのだと思います。

文中に出てきた、「2時間休」や「ママの育休」について、今後投稿を予定しておりますので、ご期待ください!

注:所属は、公開時点の情報となります。